トレーニングの効果を最大化するためにコンディショニング(硬くなった筋肉をほぐすなど)を行います。例えば、姿勢不良により、前ももがパンパンに張っている方がその状態のままヒップアップトレーニングを行っても結果は出にくいです。なぜなら、お尻に比べて、前ももが使いやすい状態だからです。ヒップアップトレーニングをしても、ヒップアップせずに、逆に前ももが太くなる可能性もあります。ですので、お尻の筋肉を使いやすくして、トレーニング効率を高めるために、コンディショニングを行います。

➀必要な部位に筋肉を付ける➁姿勢改善の二つの目的でトレーニングが必要です。お尻や背中など引き締めたい部位の筋肉を付けることは大切です。また、ダイエットに成功しても姿勢が悪ければ、服をキレイに着こなすことが出来ません。姿勢を正すのは普段の意識だけでなく、筋力(感覚)も大切になります。ただ、トレーニングを追い込めば良いというわけではなく、「正しい体の使い方」を習得し、理想の体へ導きます。
※「正しい体の使い方」:（例）ヒップアップするには、股関節の使い方が大切になります。股関節を正しく動かすための柔軟性、筋力を付けていきます。

当ジムのコンセプトは【"着たい服を着る"を叶える】です。このコンセプトにした理由は、あるお二人のお客様と出会ったからです。

一人目は、パーソナルトレーナー1年目(2019年)の時、担当させて頂いたお客様と出会ったからです。

その時のお客様がジムに来館された目的が「ダイエット」でした。ダイエットに成功して、10年前に来ていた服をキレイに着たいという目的でした。

僕が担当させていただき、そのお客様は3ヵ月で8kg痩せて、着たいと言っていた服を着ることが出来ました。

ただその時の僕は、知識や技術、経験不足でした。

食事は糖質をほとんど抜いて、トレーニングは重い重量を持たせる。みたいな指導をしていました。

その結果、そのお客様は3ヵ月で8kg痩せたものの、糖質をほとんど摂っていないので、身体のエネルギー源がなく、フラフラであまり元気がなく、さらには栄養不足で、肌の艶や血色も悪くなり健康的に見えませんでした。
トレーニングも重い重量ばかり持っていたので、太くしたくない前ももなどもパンパンになりました。

お客様は履きたかったズボンが入るようになったものの、キレイに履くことが出来ず満足されませんでした。

その日の夜は悔しくて、眠れませんでした。

このままでは、お客様の理想を叶えられないと感じ、考え直し、もっと勉強しないといけないと感じました。

ただ痩せたいというだけのお客様は少なく自分が着たい服をキレイに着る為に痩せたいという方が多いと当時感じました。

自分が着たい服を着る為には、痩せるだけでなく体調や顔色、肌の状態、必要な箇所に筋肉を付ける(お尻や背中など)、姿勢改善など様々な要素が必要だと考えました。

そこから、栄養や解剖、トレーニング、コンディショニング(硬くなった筋肉をほぐすなど)について勉強をしました。


二人目は52歳女性の方です。
その方は、20年前に履いていたお気に入りのジーパンを履きたいという目的でした。

食事管理、トレーニング、コンディショニングを織り交ぜて進めました。その結果、20年前に履いていたジーパンをキレイに履くことが出来ました。

そのお客様は、「このジーパンが綺麗に履ける時が来るなんて」と泣いて喜んで下さいました。

僕も思わず泣いてしまい、二人で喜びを分かち合いました。

私はこれまで1000名以上のお客様を担当させていただきました。お客様の目的は様々ですが、一番多いのはダイエットやボディメイクです。

特に女性は「自分の着たい服を着る」ではなく「体型に合った服を着る」方が多いです。

そんな「自分の体型に自信がない方」がダイエットやボディメイクを通して、理想の身体になる。そして「自信」を手に入れて「着たい服を着る」が叶えられるように日々、活動しています。

FM西宮

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